食道癌手術症例48検体について、Truseq Custum Trial kit(Cancer Gene)の400遺伝子についてシークエンスをし、T1からT2、T2からT3へと進行するにしたがって増える遺伝子変異を統計解析し、現在までに7種類(AKAP9、ATM、CYTSB、DDX10、MYH7、MYST4、PRDM16)同定した。またN0とN1の比較において8種類の変異遺伝子(BCR、CARD11、FANCA、JAZF1、NIN、NSD1、RAMBP17、REQL4)を同定した。 この400遺伝子での解析が、他施設の3万遺伝子の全ゲノム解析とほぼ同様の結果が得られることに気づいた。
|