• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

腫瘍局所におけるIL23/Th17 pathway制御による新規分子標的の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26461993
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

飯田 武  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (30453187)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードIL-17 / IL-23 / IL-21 / 胃癌 / 腫瘍微小環境
研究成果の概要

腫瘍局所におけるIL-17mRNA高発現群は、有意差は認めないも、低発現群よりも予後不良傾向にあった。IL-17 mRNAの腹腔内の発現は、腫瘍深達度の増すにつれ、また、腹膜播種症例にて高発現であった。同一症例における、腹腔内でのIL-17mRNA発現の定量値と、腫瘍局所のIL-17の免疫組織学的染色で、その陽性細胞数を比較・検討も、両者に相関関係は認めなかった。これらの結果より、ヒト胃癌においても、腫瘍局所と腹腔内環境とでは、IL-17の腫瘍に対する、増殖効果または、抑制効果と相反すも、腫瘍局所においてはその制御、抑制により抗腫瘍効果を期待出来ることが示唆された。

自由記述の分野

癌微小環境

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi