CACの発癌過程におけるSirtuinの関与

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26462009
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 浜松医科大学
• 研究代表者: 倉地 清隆 浜松医科大学, 医学部, 助教 (20397384)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 炎症性腸疾患 / 発癌 / 低酸素 / Sirtuin

研究成果の概要

大腸癌細胞株における炎症性サイトカイン刺激下のSirtuinファミリーの発現レベルの解析と下流蛋白のアセチル化解析では，各種Sirtuinの発現量に有意な変動はみられなかった．CAC発癌マウスモデルにおける大腸粘膜内Sirtuin発現レベルの解析では，各種Sirtuinの発現量に有意な変動はみられなかった．
ヒトCAC切除標本を用いた大腸粘膜内Sirtuin発現レベルの解析では，Sirt-1～7まで免疫染色にてSirt-1および7の発現がCAC症例において有意に低下していることが確認された．

自由記述の分野

下部消化管外科