研究課題
基盤研究(C)
臨床検体を用いて以下のことを明らかにした。(1) 転移を有する原発巣KRAS野生型の約10%で循環DNAから変異型KRASが検出され、これらの症例では抗EGFR抗体による腫瘍縮小効果が得られない。(2)循環DNAのKRAS, BRAFが野生型であれば90%の確率でEarly Tumor Shrinkage (ETS)が得られる。(3)抗EGFR抗体の2次耐性を獲得する前に、80%の症例で循環DNAからKRAS変異が、40%からBRAF変異が検出される。
消化器外科