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2016 年度 研究成果報告書

癌細胞由来エクソソームによる腫瘍血管新生および浸潤転移機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26462043
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

和田 浩志  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00572554)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード肝細胞癌 / 血管新生 / エクソソーム / マイクロRNA
研究成果の概要

ヒト肝癌細胞株(HuH7、PLC/PRF/5)を通常酸素下および低酸素下で培養し、抽出したエクソソームをヒト血管内皮細胞(HUVECs)に添加すると,低酸素下エクソソーム添加により脈管形成が促進された。低酸素培養下の肝癌細胞由来エクソソーム内ではmiR-155の発現が有意に上昇しており,anti-miR155を導入することで脈管形成能が抑制された。
低酸素環境下での肝癌細胞由来のエクソソームは血管新生促進作用を有しており、特にエクソソーム内のmiR-155が血管新生能に関与しており、治療標的となり得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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