研究課題
基盤研究(C)
膵臓癌は、5年生存率が7.7%と極めて予後が不良である。本研究では我々が樹立したマウスや患者由来の癌幹細胞株を使って、マウスES細胞やヒトiPS細胞との共培養系を樹立し、微小環境を構築する新規性・独創性の高い研究をおこなった。その結果、in vitroやin vivoにおいてステムセルが神経系細胞に分化誘導されることが明らかになった。微小環境を標的とする治療法の開発につながる重要な知見が得られた。
膵臓外科学