胆管癌における神経周囲浸潤と関連分子の発現モデル研究

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26462061
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 上村 健一郎 広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 講師 (60379873)
• 連携研究者: 檜山 英三 広島大学, 自然科学研究支援開発センター, 教授 (00218744)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 胆管癌 / 神経周囲浸潤 / Nerve Growth Factor

研究成果の概要

胆管癌の神経周囲浸潤は予後不良因子の一つであり、その関連分子を解明することを目的として、浸潤様式・胆管癌における神経周囲浸潤と関連分子の発現モデル解析を行った。１．ヒトの胆管癌切除標本パラフィンブロックを用いて免疫組織学的に各Neurotrophin familyタンパク発現解析ではNerve Growth Factor 発現が胆管癌神経周囲浸潤とは関連しないことが判明した。これまでに浸潤性膵管癌、前立腺癌、頭頚部癌等で報告されていた関連因子とは異なる機序の存在が示唆された。

自由記述の分野

肝胆膵外科