• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

膵癌肝転移における微小環境誘導メカニズムの解明とそのリモデリングによる制御

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26462063
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

藤田 逸人  九州大学, 医学研究院, 助教 (40611281)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード膵癌 / 肝転移 / 間質リモデリング
研究成果の概要

本研究は膵癌の肝転移形成において促進的に作用する特定の間質細胞集団およびその責任分子を同定して癌間質リモデリングによる新たな膵癌遠隔転移制御治療法を開発する事である。まず、膵癌高肝転移株の網羅的遺伝子解析を行い、miR-5100の発現が高肝転移株で有意に低下していることを明らかにした。その標的遺伝子であるPODXLの発現と肝転移の頻度、予後には有意な相関がみられることや、膵癌細胞のPODXLをノックダウンすることで膵癌の進展が抑制されることを明らかにした。また、膵癌微小肝転移・肺転移マウスモデルを観察し、肝転移巣で有意にα-SMA陽性の間質細胞が多く誘導されていることを明らかにした。

自由記述の分野

医歯薬学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi