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2016 年度 研究成果報告書

iNKT細胞のリプログラミングと膵臓癌免疫療法への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26462078
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

植村 靖史  国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, ユニット長 (40364781)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード外科 / 膵臓 / がん / 免疫
研究成果の概要

多くのがん患者では、iNKT細胞数の減少や機能低下が観察されており、これを回復する方法の開発に期待が寄せられている。私達はiNKT細胞を人工多能性幹細胞(iPSC)まで初期化した後に、IL-2/15を用いて再分化を誘導する方法を開発した。再生iNKT細胞は、α-ガラクトシルセラミドを認識して増殖応答とIFN-γ産生を示し、樹状細胞の活性化を介して細胞傷害性T細胞の増殖を誘導した。一方、再生iNKT細胞は、がん細胞に対してNKG2DとDNAM-1依存性の直接傷害活性を示した。以上より、再生iNKT細胞は、膵臓癌に対して効果的な免疫療法を提供するプラットフォームとなる可能性がある。

自由記述の分野

腫瘍免疫学

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公開日: 2018-03-22  

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