平成28年度は研究結果として得られた左心低形成症候群の本邦における手術成績と予後についての研究報告がバルセロナで行われた30th European Association of Cardiothoracic Surgery(EACTS) Annual Meetingに採択され、発表を行った(平田)。Long-term results of hybrid stage I vs primary Norwood procedure for hypoplastic left heart syndrome-Analysis of Japan Congenital Cardiovascular Surgery Database- また、海外の小児心臓外科データベースとの連携、動向の調査のため、米国ヒューストンで行われた53rd Society of Thoracic Surgeons (STS) Congenital Database Task Forceに日本小児心臓外科データベース(JCCVSD)の代表として平田が参加した。ここで、アメリカ、ヨーロッパにおける小児心臓外科データベースの現状、および新たなリスクモデルについての王国、データベースを利用した臨床研究の現状、ならびにデータベースの質を担保するための施設訪問(サイトビジット)についての報告がなされ、これらの知見を得た。のこれらをもとに、日本心臓血管外科学会にて行われた小児心臓外科データベース運営会議において、日本の現状と回外の現状を照らし合わせて討議を行った。 また、同学会において、JCCVSDから得られたデータをもとに研究成果の発表を共同著者として行った(平田)。Current Surgical Outcomes of Congenital Heart Surgery for Down Syndrome
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