研究課題/領域番号 |
26462104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 健 浜松医科大学, 医学部, 技術専門員 (20397433)
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研究分担者 |
成 憲武 名古屋大学, 未来社会創造機構(医), 特任准教授 (30378228)
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連携研究者 |
海野 直樹 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (20291958)
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研究協力者 |
佐藤 康二 浜松医科大学, 医学部, 教授
葛谷 雅文 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授
田中 宏樹 浜松医科大学, 医学部, 助教
佐野 真規 浜松医科大学, 医学部, 助教
竹村 綾奈 浜松医科大学, 医学部
加藤 裟智穂 浜松医科大学, 医学部
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 腹部大動脈瘤 / B細胞 / IRA-B細胞 / サイトカイン / GM-CSF / 炎症細胞 |
研究成果の概要 |
腹部大動脈瘤(AAA)の破裂は高い致死率を有するが、その形成・進展・破裂のメカニズムは研究が進んでいない。本研究ではAAAの形成とIRA-B細胞の関連性を調べた。その結果、AAA病変部にはIRA-B細胞様細胞の存在とそこからのGM-CFSの放出が示唆され、AAA形成に伴うGM-CFSとGM-CSF受容体の発現上昇が観察された。またGM-CFS受容体がマクロファージや好中球で認められ、GM-CSFの作用細胞としてマクロファージや好中球が想定された。以上の結果から、IRA-B 細胞様細胞がGM-CSF系を介してマクロファージや好中球を制御し、AAAの形成に関与している可能性が考えられた。
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自由記述の分野 |
循環器学、解剖組織学
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