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2016 年度 実績報告書

骨髄細胞シートの難治性下肢虚血潰瘍治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 26462109
研究機関山口大学

研究代表者

村上 雅憲  山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (30448295)

研究分担者 濱野 公一  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60263787)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞混合シート / VEGF
研究実績の概要

我々はこれまでに、各種成長因子を分泌するマウス末梢血単核球と皮膚の基質供給源となるマウス線維芽細胞から構成されるマウス細胞混合シートを作製し、難治性皮膚潰瘍に対する有効性を確認している。今回、臨床応用に向けて、ヒト末梢血単核球とヒト線維芽細胞から構成されるヒト細胞混合シートの機能評価を行ったところ、末梢血単核球と線維芽細胞から構成される細胞混合シートから分泌されるVEGF量は、線維芽細胞シートから分泌されるVEGF量と比較して約2倍に増加していることが明らかになった。さらに、2% 酸素環境下で培養した末梢血単核球と線維芽細胞から構成される細胞混合シートから分泌されるVEGF量は、20% 酸素環境下で培養した細胞混合シートから分泌されるVEGF量と比較して、約2倍に増加していることが明らかになった。これらの結果から、ヒト細胞混合シートにおいて、末梢血単核球と線維芽細胞との細胞混合および低酸素環境下での培養は、VEGF産生能を亢進させることが明らかになった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 末梢血単核球と線維芽細胞からなるヒト細胞混合シートの難治性皮膚潰瘍治療に向けて2017

    • 著者名/発表者名
      竹内由利子、上野耕司、溝口高弘、佐村 誠、原田剛佑、山下 修、西本 新、細山 徹、末廣晃太郎、森景則保、濱野公一
    • 学会等名
      第47回日本心臓血管外科学会学術総会
    • 発表場所
      グランドニッコー東京台場(東京都港区)
    • 年月日
      2017-02-27 – 2017-03-01

URL: 

公開日: 2018-01-16  

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