研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、リンパ浮腫患者に対してリンパ管再生促進因子を付加した血管柄付きリンパ節移植を行い、その治療効果を確認することである。小動物においては下肢および上肢ともに急性リンパ浮腫モデルは作成できたが、ほぼ2~3週間で浮腫は軽減した。放射線照射を併用しても持続的な慢性浮腫モデルの作成は困難であった。一方で、四肢リンパ浮腫に対する血管柄付きリンパ節移植モデル(鼡径リンパ節、腋窩リンパ節)の作成は可能であった。
形成外科学