• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

パッセンジャー変異を利用した新規肺癌個別化医療、網羅的固有抗原同定システムの構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26462124
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器外科学
研究機関東京大学

研究代表者

長山 和弘  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00647935)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード肺癌 / 遺伝子変異 / パッセンジャー変異 / neoantigen / 個別化医療 / 網羅的遺伝子解析 / エクソーム / トランスクリプトーム
研究成果の概要

パッセンジャー変異を主とする腫瘍特異的遺伝子変異に由来する固有抗原を予測するシステムを構築した。まず肺癌6例のエクソームデータに対して、複数のソフトウェアを用いてミスセンス変異を検出するアルゴリズムを構築した。続いて、腫瘍特異的変異に対してMHC結合予測プログラムを用いて15例の肺癌患者の固有抗原を予測した。固有抗原候補の大半は、患者間で共有される頻度の高い変異由来でなく、個々の患者で異なるパッセンジャー変異に由来するものであることが確認された。そして、エクソームとトランスクリプトームデータを組み合わせることで、発現した変異mRNAに由来するn固有抗原候補に効率的に絞り込む手法を確立した。

自由記述の分野

肺癌

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi