研究成果の概要 |
(1)炎症性サイトカイン発現と肺癌悪性度との関連性を検討(結果)VEGF(p=0.047)、Fibronectin(p=0.011)、HGF(p=0.02)のmRNA発現と脈管浸潤に相関が認められた。 (2)非小細胞肺癌(IP合併肺癌、非合併肺癌)癌部及び非癌部における多項目サイトカイン同時定量解析(結果)①IP非合併例ではIL-6は非癌部での発現量が高く、VEGFは腫瘍部での発現が高かった。②IP合併例ではIL-6は非癌部での発現量が高く、IL-1β,VEGF,FGFは腫瘍部での発現が高かった。③非癌部, 癌部いずれにおいてもFGFはIP合併例で高値であった。
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