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2016 年度 研究成果報告書

EGFRカスケードと5-FU代謝酵素のクロストーク解明による肺癌治療の個別化戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 26462130
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器外科学
研究機関長崎大学

研究代表者

永安 武  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80284686)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード非小細胞肺癌 / Sp1 / DPD / EGFR
研究成果の概要

NSCLCにおいてEGFR変異の有無が5-FU系抗癌剤の効果に関連するといわれている。今回、細胞株実験でEGFR変異株において5-FU代謝酵素(DPD)およびその転写因子(Sp1)のmRNA/タンパク発現が増加し、EGFR-TKIおよびSp1 inhibitorでDPD/Sp1の発現は抑制された。EGFR-TKIはEGFR変異株のみで因子を抑制した。元来5-FUはEGFR変異株で効きにくい傾向にあったが、EGFR-TKIの併用でcell viabilityの抑制が可能であった。EGFR-Sp1-DPDのクロストークが存在し、DPD発現はEGFR変異ステータスによって調整されることがわかった。

自由記述の分野

腫瘍外科学

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公開日: 2018-03-22  

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