研究課題
基盤研究(C)
肺移植後の拒絶反応であるbronchiolitis obliterans (BO)は移植後5年以内に50%程度の患者に認められる病態であるが,病態は明らかになっておらず,また有効な治療法も現状では無い.マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)がBOに関与している可能性がありマウスの気管移植モデルを用いて検討した.MMP阻害薬により制御性T細胞の増加と拒絶反応の抑制が認められた.
呼吸器外科学