・投与時期の検討:脳梗塞後1,4,7日目にhMSC 106個を投与。D1群で優位な神経学的改善、投与細胞の生着とそれによる抗炎症効果を認めた。投与量の検討:脳梗塞後1日目にhMSC104個、106個を投与。両群間では神経学的改善に有意差は認めないものの、106個投与群では細胞による塞栓が多く、死亡率も高い結果であった。投与細胞の検討:脳梗塞作成後1日目に64歳男性由来(Old)hMSCと24歳男性由来(Young)hMSC106個投与。Young群で優位に神経学的改善を認め、抗炎症、血管新生、神経新生において優れた治療効果を認めた。
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