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2016 年度 研究成果報告書

mTORシグナルを介したグルタミン代謝機構の解析とグリオーマ新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26462181
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関神戸大学

研究代表者

田中 一寛  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (70467661)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードグルタミン代謝 / グルタミナーゼ / mTOR / グリオーマ
研究成果の概要

悪性グリオーマに対してmTOR阻害薬が細胞内代謝に及ぼす影響とその耐性機構について、質量分析計によるメタボローム解析やreal-time PCRによる特定の代謝関連遺伝子の解析を行った。mTOR阻害薬を投与後にはグルタミン酸、α-ケトグルタル酸、コハク酸、リンゴ酸の有意な上昇を認め、代謝遺伝子グルタミナーゼ (GLS)のmRNA発現亢進を認めた。GLS阻害薬の投与によってグリオーマ細胞あるいはマウス皮下移植モデルのmTOR阻害薬に対する感受性が増強し、抗腫瘍効果が増強した。グルタミン代謝経路がmTORシグナルと共に悪性グリオーマの新たな治療ターゲットとなる可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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