神経膠腫に対する治療の標的となる分子を探索し、悪性神経膠腫で高発現のものを同定した。細胞骨格を形成するactin, alpha cardiac muscle 1 (ACTC1)は神経膠腫の予後と相関し、腫瘍の浸潤に関与することを明らかにした。研究成果はJournal of Neurosurgery 2017に掲載された。また、interleukin 13 receptor alpha 2という分子も悪性神経膠腫に高発現で予後と相関することを同定し、Journal of Neurosurgical Sciences 2017に掲載予定である。
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