研究課題
基盤研究(C)
5-ALA蛍光ガイド法により、悪性神経膠腫の切除率は向上し、患者の予後は改善した。しかし、診断法としての未解決の問題点も存在する。例えば、励起光量不足による偽陰性の問題、肉眼的な主観的判断による診断の曖昧さの問題などがある。これらの欠点を克服するためには、安全な補助光源の開発、定量的な蛍光診断装置の開発が望まれる。本研究では、これらの欠点を克服する機器群(診断用LED光源装置、分光蛍光輝度定量システム、蛍光センサー駆動の超音波メス)の開発をおこない、臨床に応用し、有用性について検証した。
脳神経外科