研究課題
基盤研究(C)
本研究により、マウス脊椎への放射線照射後に硬膜外腔の繊維化(fibrosis)が誘発されることが確認され、fibrosis発生の中心的役割を果たすとされるサイトカイン、TGF-β1の過剰発現も認められた。また、髄膜の透過性に強く関与するくも膜バリア細胞層が放射線照射後に菲薄化することが確認された。これらの放射線障害は、照射後の脊椎手術における合併症発生(硬膜損傷や髄液漏)の一因になり得る。
脊椎脊髄外科