研究課題
基盤研究(C)
MRIで観察される脊柱周囲筋群の評価基準を設定し、加齢に伴う姿勢不良(前傾姿勢)・腰痛との関連を解明することを目的とした。(1)地域住民794名に対し全脊柱X線とMRIを含む検診を実施した。(2)新規開発した画像計測ソフトを用いて①脊椎矢状面アライメント指標、②脊柱周囲筋群(傍脊柱筋と大腰筋)の横断面積ならびに脂肪変性割合、の性別・年代別標準値を算出した。(3)さらに椎体骨折や椎間板変性も加味して検討した結果、姿勢不良と腰痛に関連する因子が明らかとなった。
整形外科学