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2016 年度 研究成果報告書

椎間板変性におけるWntシグナルとアラキドン酸カスケードとの分子メカニズムの解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26462252
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関東海大学

研究代表者

檜山 明彦  東海大学, 医学部, 講師 (00514382)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード腰痛 / 椎間板変性 / Wnt シグナル / PGE2 / TNF-α / 分子学的解析
研究成果の概要

腰痛患者における医療費は膨大であり、腰痛に伴うADL障害は社会問題となっている。これまで炎症性サイトカインによる椎間板変性のメカニズムが報告されていたが、今回の解析からTNF-α-PGE2/EP受容体を介したpathwayがWntシグナルを活性化させ、椎間板細胞分化を誘導した可能性が示唆された。これらのシグナルは炎症誘導に関与する重要な転写シグナルであり、椎間板細胞におけるWntシグナルの分子スイッチとして働く可能性が考えられた。今後はTNFα-PGE2シグナルによるWntシグナルの活性化をレセプター部位で抑制できれば、椎間板変性における新たな分子標的治療薬に繋がる可能性が考えられた。

自由記述の分野

脊椎脊髄病学

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公開日: 2018-03-22  

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