研究課題/領域番号 |
26462254
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
中村 英一郎 産業医科大学, 医学部, 准教授 (10412644)
|
連携研究者 |
佐羽内 研 産業医科大学, 医学部, 助教 (70644863)
山根 宏敏 産業医科大学, 医学部, 助教 (50721693)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 骨・軟骨代謝学 / 椎間板 / 骨棘 / 脊椎変性 / Hedgehog / Smoothened / Cre |
研究成果の概要 |
本研究では、椎間板の発生や内軟骨性骨化の過程で重要な役割を果たすHedgehogシグナルを伝達する膜蛋白のSmoothened(Smo)を時間特異的にノックアウトできるマウス(Smo CKO)を用いて椎間板変性、骨棘形成に与える影響を調査した。腰椎の椎間関節を切除した椎間板変性モデルを作成し、Smo をノックアウトしたところ、対照群では椎間板は変性し椎体終板軟骨には肥大した軟骨細胞を認め、その隅角に骨棘形成があったのに対し、Smo CKOでは椎間板変性と骨棘形成が明らかに抑制された。以上より脊椎変性における椎間板変性や骨棘形成にはHedgehog pathwayが関与している事が示唆された。
|
自由記述の分野 |
整形外科学
|