研究成果の概要 |
組換えウイルスVSV-Katushkaを作成し腫瘍細胞特異性を確認した。骨肉腫マウスモデルを作成し、VSV-Katushkaを局所投与後、超微弱蛍光イメージングシステム(WinLight32, Berthold)、蛍光顕微鏡(BZ-9000、keyence)にて本システムの腫瘍イメージング能、腫瘍広範切除の再現性、正確性を確認した。VSV-Katushkaを経静脈投与し、本システムを用い血中循環腫瘍細胞を同定、統計学的に有意な生存率の延長を認めた。本研究により四肢悪性腫瘍に対する鏡視下腫瘍広範切除術および血中循環腫瘍細胞治療のための新たな赤外線蛍光バイオイメージング治療法の可能性が証明された。
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