光干渉断層計(optical coherence tomography: OCT)システムを用いて3次元培養した軟骨細胞、マウス変形性膝関節症モデルから得られたサンプルで画像解析を行った。また、得られたOCT画像を開発したソフトウェアを用いて解析し、OCT値の定量的評価を行った。3次元培養軟骨細胞のOCT画像と組織染色の比較から軟骨基質の有無をOCT画像で判定できることが示された。マウス変形性膝関節症モデルのOCT画像からは変性の程度をOCT画像により定量的に評価できることが示された。 今後、光干渉断層計は関節軟骨の非接触かつリアルタイム定量評価を可能とする技術になると考える。
|