研究成果の概要 |
目的:容量電気刺激を用いた新規の骨粗鬆症治療の開発と評価方法の検討 方法:10週齢のWistar / ST雄ラットを用いた。半数の卵巣を摘出しOVX群とした。手術後2,4,812週間で,ペントバルビタールナトリウムを用いて動物を屠殺した。両側脛骨を摘出し,右脛骨をMR画像撮像に,左脛骨をマイクロCT撮像に使用した。脛骨近位1/3の部分をROIとしSWIFT法による信号雑音比の評価とマイクロCTでの骨密度を測定した。 結果:SWIFTでのSNRが,手術後8,12週の時点のOVX群において対照群より有意に高値であった。 結論:SWIFT法は骨粗鬆症による皮質骨の変化を早期に検出できる可能性がある。
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