研究課題/領域番号 |
26462324
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 徳島文理大学 (2015-2016) 昭和大学 (2014) |
研究代表者 |
深田 俊幸 徳島文理大学, 薬学部, 教授 (70373363)
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連携研究者 |
木村 徹 杏林大学, 医学部, 講師 (30433725)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | シグナル伝達 / 亜鉛 / トランスポーター / 運動器 / 骨軟骨 / 結合組織 |
研究成果の概要 |
亜鉛の欠乏は骨軟骨代謝に異常をもたらすが、なぜ亜鉛恒常性の破綻が支障をもたらすのか、その機序は解明されていない。申請者は、亜鉛トランスポーターZIP13の骨軟骨形成での役割と生化学的特徴を示した。さらに、病原性変異型ZIP13がプロテアソーム系で分解されることを報告した。これらの結果は、当該疾患発症の分子基盤を示すものである。 一方、ZIP13の近縁分子であるZIP7も骨軟骨制御に関与することを見出したが、その機序は相互に異なっており、亜鉛シグナルの特異性が示された。今後の解析により、亜鉛シグナルがどのように運動器の形成と機能に関わっているのか、その一端が明らかにされるものと思われる。
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自由記述の分野 |
分子生物学
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