脊椎脊髄手術や弓部大動脈人工血管置換術における術前後の視機能をThe National Eye Institute Visual Function Questionnaite(NEI-VFQ)用いて評価し、NEI-VFQが周術期の視機能評価に使用できることを示した。弓部大動脈人工血管置換術において、眼底血流、眼動脈血流速度と視神経鞘径をモニタリングし、その関係性を検討した。いずれも測定が可能で、術中の変化を捉えることが可能であった。視機能障害リスクのある脳神経外科手術での視覚誘発電位モニタリングの精度を検討し、全身麻酔下でも再現性のある視覚誘発電位モニタリングが可能であることが示した。
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