ホルマリンテスト、神経障害性疼痛と癌骨転移痛モデルに対してアロマターゼ阻害薬(Letrozole)は疼痛閾値を低下し、細胞膜局在のエストロゲン受容体GPR30阻害薬(G15)は、疼痛閾値を増加した。脊髄におけるGPR30およびアロマターゼの発現変化を神経障害性疼痛とがん性疼痛モデルについて免疫組織学的に調べた。閉経後モデルの卵巣摘出ラットとさらにアロマターゼ阻害薬投与による疼痛閾値低下には優位な差はなかった。それぞれの脊髄固定切片を用いて、IBa1免疫染色によるミクログリア活性化を比較し、それぞれのmiRNAをコントロールと比較して疼痛との関連を検討した。
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