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2016 年度 研究成果報告書

腫瘍血管内皮分泌タンパクを用いた腎がんの転移予測

研究課題

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研究課題/領域番号 26462390
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関北海道大学

研究代表者

篠原 信雄  北海道大学, 医学研究科, 教授 (90250422)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード腫瘍血管新生 / biglycan / 転移 / 腫瘍血管内皮
研究成果の概要

本研究では,申請者らが報告した腫瘍血管内皮マーカーのうちbiglycanなどの分泌タンパクががんの転移メカニズムにどのように関わっているのかを、細胞実験、動物実験にて解析した.腫瘍血管内皮細胞からの分泌タンパクであるbiglycanに関してはがん細胞のNF-kB,ERKを活性化し浸潤能を亢進させ,さらに血管内皮の方へがん細胞をひきよせる働きがあることがわかった.その結果血管内浸潤を誘導し肺転移を促進することが見出された.またがん患者の血清におけるBiglycanのレベルとがんの血管内浸潤の有無にも相関が見られた.これら腫瘍血管内皮由来因子ががん転移のバイオマーカーになり得る可能性が示唆された.

自由記述の分野

泌尿器科学

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公開日: 2018-03-22  

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