研究課題
基盤研究(C)
近年、膀胱癌に対する光線力学診断における光感受性物質として、アミノレブリン酸(ALA)が用いられている。本実験において、光感受性物質であるアミノレブリン酸(ALA)投与により、癌細胞におけるヘムオキシゲナーゼ1(HO-1)の発現の増加を認めた。さらに、このHO-1で誘導されるp21により、細胞周期をG1期で停止させ、抗腫瘍効果を示すことを認めた。本実験によりALAががん治療において有用な物質であることが示唆された。
泌尿器科学