研究課題
基盤研究(C)
精巣における幹細胞である精子幹細胞は未分化性を維持しつつ自己複製を行い精子形成の供給源として働くが、近年、精子幹細胞の形質変化が精巣がんの発症に関わる可能性が示唆されている。精巣がんの発症原因の一つである停留精巣のモデル動物を用いて精子幹細胞の形質変化を解析した。その結果、ヒストン修飾酵素Kdm5aやマイクロRNAであるmiR-135aが有意に発現変化し、アンドロゲンが関与することを明らかにした。
泌尿器科学