研究課題
基盤研究(C)
膀胱癌患者、膀胱癌切除後患者、健常者の尿を対象とした網羅的DNAメチル化解析の結果、これら3群のDNAメチル化異常は癌幹細胞シグナル伝達経路である可能性が示唆された。エピジェネティクス制御剤を用いた検証では、癌幹細胞経路は悪性度と相関したが、尿中には反映されなかった。上記3群を分ける遺伝子群のメチル化異常を指標とすると、尿から感度87.59%、特異度78.96%の精度で膀胱癌診断が可能であった。
膀胱癌