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2016 年度 研究成果報告書

ヒト前立腺癌に発現する特異性の高いmicroRNAの有用性についての検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26462424
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

藤井 智美  奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50623477)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード前立腺癌 / microRNA / 分子診断マーカー
研究成果の概要

癌においてmicroRNA(miRNA)の発現異常が癌関連遺伝子の発現ネットワークを撹乱し、発癌や進展、転移に深く関与している。今回申請者は前立腺癌細胞におけるmiRNA (miR) -331-3pの役割を検討した。前立腺癌細胞株PC3を用いてmiR-331-3p 前駆体を導入すると細胞遊走能が有意に上昇するとともにEMT関連分子のうちvimentin, TGF-β, Smad4の発現が増加した。さらにmiR-331-3pの標的候補分子として、NRP2, NACC1を同定し、これらが前立腺癌におけるTGF-β, Smad4の発現上昇を介したEMTの活性化に関与していることを見出した。

自由記述の分野

分子病理学

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公開日: 2018-03-22  

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