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2016 年度 研究成果報告書

進行性腎癌に対するチロシンキナーゼ阻害薬における腎障害予測バイオマーカーの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26462427
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

小山 政史  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70276351)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード腎癌 / 蛋白尿 / 分子標的治療薬 / チロシンキナーゼ阻害薬 / 進行性腎癌 / 転移性腎癌
研究成果の概要

蛋白尿は、進行性腎癌の分子標的治療薬で用いられるチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の有害事象の一つである。尿中バイオマーカーの測定により蛋白尿の出現を早期に予測する事が可能か検討した。新鮮尿半定量を用いて腎尿細管障害の指標であるβ2-microglobulin、NAG、L-FABPと糸球体上皮細胞障害の指標である尿中ネフリンを測定したが、蛋白尿の増悪を有意に事前予測できるマーカーは認められなかった。しかし、今まで蛋白尿の出現は、糸球体蛋白濾過障壁でのVEGF作用阻害が原因と考えられていたが、糸球体障害マーカーだけではなく、尿細管障害マーカーも顕著な増加がみられ、尿細管障害の関与を同定できた。

自由記述の分野

医学

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公開日: 2018-03-22  

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