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2016 年度 研究成果報告書

腎移植における抗体関連型拒絶反応の早期免疫応答の解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26462464
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

尾本 和也  東京女子医科大学, 医学部, 准講師 (90343558)

連携研究者 安部 良  東京理科大学, 生命科学研究所, 教授 (20159453)
研究協力者 沢田 勇吾  
平井 敏仁  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード腎移植 / 抗体関連型拒絶 / 感作 / 抗ドナー抗体 / 調節性T細胞 / BAFF
研究成果の概要

腎移植における抗体関連型拒絶反応の治療戦略として免疫グロブリン大量投与(IVIG)の効果とそのメカニズムの解析のためラット感作モデルを作成した。感作ラット内には大量の抗ドナーIgG抗体が存在するがIVIG単独投与によりこれが低下することを直接証明した。経時的な病理学的変化も解析可能であった。そのメカニズムとしてはB細胞活性化因子の低下、調節性T細胞の増加によりメモリーB細胞や形質細胞の機能低下が考えられた。しかしながらIVIG単独投与により抗ドナー抗体は低下するも腎移植施行した場合の生着延長効果はわずかであり、メモリーT細胞のような、その他の細胞機能を抑制する方法を検討する必要がある。

自由記述の分野

免疫寛容、移植免疫

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公開日: 2018-03-22  

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