研究課題
基盤研究(C)
子宮内膜症は炎症性疾患であり、マクロファージが炎症に関与している。ヒト腹腔内マクロファージを用いたin vitroの検討で、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAchR)の活性化は炎症性サイトカインの産生を抑制した。子宮内膜症マウスモデルを用いた検討でもnAchRの活性化は病変の縮小を誘導した。Achは副交感神経刺激である。子宮内膜症患者では交感神経が活性化しているという仮説の下、各種検討を行ったところ、子宮内膜症患者では血中ノルアドレナリン高値の傾向および、不安特性が高いことが判明した。
生殖免疫