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2016 年度 研究成果報告書

既存薬ライブラリーの網羅的解析による、妊娠高血圧症候群に対する新規治療薬の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26462488
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関大阪大学

研究代表者

金川 武司  大阪大学, 医学系研究科, 招へい准教授 (40346218)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード妊娠高血圧症候群 / sFlt1 / sEng / vardenafil / 骨髄細胞移植 / 免疫寛容
研究成果の概要

妊娠高血圧症候群(以下PIHと略す)は、全妊娠の3-5%に合併し、母児の予後にとって大きな脅威となっている。PIHの治療に関しては、分娩(妊娠の中断)のみであり、薬物治療は存在しない。
今回の検討で、ヒト血管内皮細胞モデル(HUVEC)からPlGFの分泌を促進させる物質として、528種類の既存薬ライブラリーの中から、PDE5阻害薬であるvardenafil を同定した。絨毛細胞モデル(BeWo細胞)においてもPlGF産生を増加させることが示唆されたものの、明らかな濃度依存性を示すことはできなかった。vardenafilがPIHの治療薬となり得るかについては,今後更なる検討を要すると考えられた。

自由記述の分野

周産期医学

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公開日: 2018-03-22  

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