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2016 年度 研究成果報告書

生体親和性多孔性膜(ハニカム膜)を用いた卵巣癌の新規治療戦略と癌幹細胞の樹立

研究課題

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研究課題/領域番号 26462512
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関山形大学

研究代表者

太田 剛  山形大学, 医学部, 講師 (50375341)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード卵巣癌 / ハニカム膜 / 生体親和性多孔性膜 / 細胞増殖 / 細胞接着
研究成果の概要

ハニカム膜は、3D porous scaffoldとも言われ、細胞が接着、増殖していく上での足場となる。ハニカム膜上で卵巣癌細胞株を培養したところ、細胞増殖抑制作用はハニカム膜の孔径によって異なり、細胞の大きさと関連があると考えられた。ハニカム膜によって、卵巣癌細胞は丸みを帯び、孔の中に入り込んでいた。接着因子であるビンキュリンの発現は細胞種によって異なることが明らかとなった。細胞外マトリックスの産生量は両面膜で高く、ハニカム膜の細胞接着率を高めるには両面膜が有効であると考えられた。さらにin vivoではハニカム膜によって腫瘍形成が抑制された。

自由記述の分野

婦人科腫瘍

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公開日: 2018-03-22  

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