研究課題
基盤研究(C)
エストロジェン(E2)受容体(ERalpha)を安定的に遺伝子導入した乳癌細胞MDA-MB-231を用いてDNAマイクロアレイ解析を行い、E2の増殖抑制作用メカニズムに関与する遺伝子を探索した。E2反応性に発現抑制されるBCAR3およびFOSL1遺伝子は、ノックダウンにより基礎増殖を抑制したものの、これら遺伝子を過剰発現させてもE2により増殖が有意に抑制されたことから、E2の増殖抑制作用を直接仲介する遺伝子ではないことが示唆された。
医歯薬学