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2016 年度 実績報告書

DNAメチル化を指標としたヒト乳頭腫ウイルスによる発癌メカニズムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 26462611
研究機関琉球大学

研究代表者

Deng Zeyi  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 外国人客員研究員 (50723863)

研究分担者 鈴木 幹男  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00226557)
上原 貴行  琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (00644402)
真栄田 裕行  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40264501)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード頭頸部癌 / HPV / E6とE7 / SMG-1 / 放射線の敏感性
研究実績の概要

我々はHPV関連頭頸部癌の臨床検体を用いて,頭頸部癌におけるSMG-1の発現を調べて、SMG-1の発現の変化とHPV状態の関係、E6, E7の発癌蛋白mRNA発現の相関を解析した。
これまでに判明したことは、HPV-DNA陽性と陰性の頭頸部癌臨床検体でSMG-1 mRNAの発現を調べて、HPV-DNA陽性の頭頸部癌より、HPV-DNA陰性癌のSMG-1 mRNA発現レベルが高かったこと(P=0.032)を認めた。HPV陽性と陰性の頭頸部癌ではSMG-1 mRNAの発現(SMG-1/GAPDH)の中位数はそれぞれ0.24及び0.32を認めた。E6, E7の発癌蛋白mRNA発現は低レベルSMG-1 mRNA発現との相関が有ったこと(P<0.05)を認めた。頭頸部癌の症例では、HPV感染が起こされた低レベルSMG-1 mRNA発現はは放射線治療の敏感性との関連が有ることを示した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Branchiogenic carcinoma with high-risk-type human papillomavirus infection: A case report2016

    • 著者名/発表者名
      Maeda H, Deng Z, Ikegami T, Matayoshi S, Agena S, Kiyuna A, Yamashita Y, Uehara T, Ganaha A, Suzuki M
    • 雑誌名

      Oncol Lett

      巻: 12 ページ: 2087-2091

    • DOI

      10.3892/ol.2016.4907

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり

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公開日: 2018-01-16  

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