ラット非動脈炎性虚血性視神経症モデルを発症させた後、生理食塩水投与群、アルギニン投与群、ステロイド投与群に無作為割り付けを行い、3日間の投与を行った。ステロイド投与群が56日で最も有意に網膜神経節細胞(RGC)の維持効果が認められた。また角膜電気刺激のみではRGC機能維持に有意差は得られなかったが、アルギニンを同時投与させると、相乗効果で有意なRGC機能維持作用が得られた。 メチルプレドニゾロンは濃度依存に短後毛様動脈を弛緩させることがわかった。また、内因性のNOを介さず、外因性のNOを放出することなしにNO非依存性に弛緩させていることがわかった。
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