研究課題
2015年4月10日までに眼瞼痙攣患者のDNAを276サンプル収集した。現在、患者の臨床データを集計・解析中である。今後、血液サンプルからDNAを抽出し、匿名化を行った上でDNAマイクロアレイ(Axiom Genome-Wide Human DNA Array)を用いたゲノムワイドSNP解析を行う予定である。コントロールとして東京大学医学部人類遺伝学教室が保有する健常人419例のDNAマイクロアレイのSNP多型データを用いて、ゲノムワイド関連解析を行う予定である。今回の研究での眼瞼痙攣患者の血液サンプル収集の目標症例数は350サンプルであり、当初の計画よりもサンプル収集は早く進んでいる。研究は順調に進んでいると考える。
2: おおむね順調に進展している
眼瞼痙攣患者の症例数は、各施設とも当初の見込み通りであり、患者のDNAサンプルの収集は予定よりもやや早く進行している。
次年度も眼瞼痙攣患者からの血液サンプルの収集を続け、臨床データの集計・解析を行う。次年度中に患者からのサンプル収集は終了できる見込みである。次年度には、遺伝子解析を開始する。次年度には、血液サンプルからDNAを抽出し、匿名化を行った上でDNAマイクロアレイ (Axiom Genome-Wide Human DNA Array)を用いてゲノム解析を行う予定である。コントロールとしては東京大学医学部人類遺伝学教室が保有する健常人419例のDNAマイクロアレイのSNP多型データを用いる予定である。ゲノムワイド関連解析により眼瞼痙攣に疾患感受性のある遺伝子領域を絞り込むことを目標とする。
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