研究課題
基盤研究(C)
1000Kチップで全ゲノム情報を持つ広義原発開放隅角緑内障1100例に対して視野障害を上方、下方、中心の視野障害型を判別した。判別不能と症例数の少なかった中心型を除外し、両眼の上下の視野障害型が判別出来た症例が635例であった。1)635例において両眼で視野障害型が異なる場合は下方型として解析、2)515例で両眼が同じ視野障害型のみ、の2つで視野障害型別に全ゲノム解析を行った。しかしながら視野障害別に有意なバリアントは同定できなかった。今後はプロスペクティブに初期から中期までの視野障害型の判別を行うことで真の視野障害型に関わるバリアントの同定が可能と考え、1000例を超える新規症例を蓄積した。
眼科 緑内障