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2016 年度 研究成果報告書

壊死性腸炎発症の解明:microchimerism可視化ラットを用いたアプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 26462710
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児外科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

渡邉 高士  和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70508019)

連携研究者 窪田 昭男  和歌山県立医科大学, 医学部, 学長特命教授 (10161671)
研究協力者 三谷 泰之  和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (40612106)
山上 裕機  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20191190)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードmicrochimerism / maternal cell / necrotizingenterocolitis
研究成果の概要

壊死性腸炎を発症した男児症例の消化管組織を免疫染色したところ、本来存在しないはずの性染色体XXをもつ細胞が認められた。このことは、超低出生体重児における壊死性腸炎発症の原因の一つとして、妊娠中に母体から胎児に移行した母親細胞が関わっている可能性がある。これらの結果をもとにラットを用いたE-GFP transgenicラットを交配させ、microchimerism可視化ラットを作成した。このラットの体内ではmaternal cellでは蛍光下に緑色蛍光を呈する細胞として確認できる。しかしmaternal cellが生体内で果たす役割については依然不明な点が多く、引き続き解明を行っていく。

自由記述の分野

小児外科

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公開日: 2018-03-22  

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