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2016 年度 研究成果報告書

腫瘍特異的遺伝子の解析によるヒト腎芽腫およびヒト肝芽腫の新規腫瘍関連遺伝子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26462718
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児外科学
研究機関日本大学

研究代表者

越永 從道  日本大学, 医学部, 教授 (70205376)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード小児腫瘍学 / 肝芽腫 / 腎芽腫 / 細胞増殖能
研究成果の概要

腎芽腫及び肝芽腫における新規腫瘍関連遺伝子の同定と、治療標的としての可能性の検討を目的とした。マウス皮膚がん組織においてゲノムメチル化状態および発現レベルが変異している遺伝子を網羅的に解析し、得られた候補のうち、ZAR-1が肝芽腫・腎芽腫両細胞株で、正常組織と比べ有意に低発現であることを確認した。しかしZAR-1の発現抑制では明確な形質の変化は見られなかった。次に、別の候補遺伝子NRP1について、肝芽腫における機能解析を行い、NRP1の発現抑制により肝芽腫細胞のコロニーが縮小し増殖率も低下することを確認した。この結果はNRP1が癌遺伝子として機能している可能性を示唆する。

自由記述の分野

小児外科

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公開日: 2018-03-22  

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