① ケロイド患者204症例のGWAS解析の結果、一塩基多型の1つrs8032158のアレル頻度が、ケロイド患者と正常人とで異なり、rs8032158がケロイドの重症度と相関関係にあることが示された。 ② ケロイド患者304症例で、高血圧の合併率を検討した。ケロイドの重症患者で統計学的に優位に高血圧を合併していることが示された。 ③ 局所因子においては、手術検体からケロイド、隣接する正常皮膚組織を採取し組織を分散し、細胞懸濁液をそれぞれ作成した。さらにMagnetic activated cell sortingにより、皮膚微小血管内皮細胞の分離を行った。現在も解析中である。
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