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2014 年度 実施状況報告書

蘇生後症候群へのスタチンの多面効果: 水溶性と脂溶性の比較

研究課題

研究課題/領域番号 26462743
研究機関筑波大学

研究代表者

中山 慎  筑波大学, 医学医療系, 講師 (60596443)

研究分担者 田口 典子  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (90569774)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード心肺停止 / 蘇生後症候群 / スタチン
研究実績の概要

マウスを用いた心停止モデルにおいて、蘇生後の水溶性スタチンは短期生存率を高めたが、脳障害の程度は変わらなかった。一方、蘇生後の脂溶性スタチンは脳障害を軽減したが、生存率は変わらなかった。投与量を減らして水溶性+脂溶性スタチンの併用投与を行って4日間生存させる実験を行った。脳障害の組織学的評価はこれから行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

蘇生後の生存率が低く、長期間生存の観察が遂行できていない。
使用した心電図パッドの不調による修理交換があり、実験が一時中断した。
使用していた吸入麻酔薬の気化器が故障したため、年度末に新規購入した。

今後の研究の推進方策

蘇生後の神経学的所見を向上させる至適投与量を検討する。

次年度使用額が生じた理由

筑波大学動物資源センター利用料金が値上がりするため、次年度へ繰り越した。

次年度使用額の使用計画

マウス購入費
筑波大学動物資源センター利用料金

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公開日: 2016-05-27  

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